選定基準

我々は日々、様々な物事を選択している。物品、恋人、夕食、進路、好き嫌い、風呂に入る時間などなど。

 

人生は、自分の時間やお金という自らの資源の投資先を決断してきた集大成だ。

 

決断は、「比較論」と言ってもいいかもしれない。AかB、どちらを好むか否かを、比較により差異を見出し、選択するからだ。

 

これに伴い、よい決断をするにあたっては、基準・条件・要件が必要だ。

 

それら「考え」の無い決断は、仮に良い結果を生もうと、それは「偶然」である。

 

結果が成功であれ失敗であれ、今後の選択に何らかの示唆が得られるよう、きちんと考えて実施する選択にこそ価値があるのではないだろうか。

 

だからこそ、日々の無意識の決断や判断においても、そこに潜む無意識的な自己の価値観や基準を意識化し、改善を施していくことがよい。